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当院に来られる患者さんの多くは色々な治療を経験して来院されることが多い。
そういった方が初診時に言われのが
『背骨が歪んでいると言われました!』 |
誰に言われたんですか?と聞くと整骨院や整体院、マッサージ、リラクゼーションで等々色々な先生に言われたと答えが返ってくる
そこで分かりました
では
『何を基準に、根拠に歪んでいると言われたんですか?』 |
この質問をするとほとんどの患者さんは答えを返すことができない。
触って?とか、姿勢を見てたから?とか曖昧な返事になる
稀に医師よりレントゲンをみて言われたという人がいるが、それは診断なので基準と根拠があり歪んでいると断定していいと思う
ここで問題なのはその他大勢の治療家が歪んでいると患者さんに伝えることだと思う。自分もM式テクニックに出会い世界基準の検査を教わるまでは明確な基準がなかった
それでもAMCTという統計学に基づくデータによって歪みの可能性があることは伝えていた。統計による基準と根拠なので、再現性はあった
しかしほとんどの治療家は触診で、触れば分かると勘違いした認識を持っている。学校や先輩等のそう教わっているのだから、そう思うしかないのだろうけど・・・
十人十色と言われるように、背骨も十人いれば十人とも形は全然違う。特に背骨は人によって全く形が違う部分がある。
それは棘突起と言われる箇所だけど、棘とつくだけあって、そこは尖った形状になっている。尖って先端に進むにつれて細くなる為、先天的に曲がったり、変形していたりすることがある
それを触診で触って曲がっているから『ここ歪んでいますね』と言うのが治療家
言い切った本人に直接『何を基準に根拠に言っているですか?』と聞くと色々屁理屈を言うだろうけど
触って分かる人間はいないが答えだと思う
病院に行ってMRIやCT、レントゲン撮影せずに検査なしで
『あなた症状からみて胃潰瘍だと思いますから、手術しますね』
これで手術同意できる人間がこの世にいるのだろか?
大切な患者さんの体をいたずらに、知らぬ間に傷つけることを行ってはいけない。
当院では正しい検査を行い、基準と根拠を持って治療していますので、ご安心ください。
