子供整体の重要性

患者様の人生を診る
自律神経失調症 起立性調節障害 パニック障害 生理不順 精神症状

子供整体の重要性

 
赤ちゃんが成長するにつれ、体のいろんな部分が成長していきます。
脳や神経系、臓器、体重、身長など、あらゆるものが成長していく中で、それぞれに成長のピークがあるのをご存知でしょうか?
 
成長に合わせて体を使うことで、子供の能力がどんどん高まっていくとされています。スキャモンの成長曲線によると、神経組織の成長は出生直後から4~5歳までに成人の80%程度になり、12歳までには完全に成長し終わるとされています。
 
そのため、幼少期から小学校高学年にかけてが運動のゴールデンエイジと言われます。
このゴールデンエイジの重要性を理解し、運動教育に取り組まれているお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか?
 
実は私自身も子供を4歳から体操教室に通わせる、運動プログラムが充実している保育園に通う、自宅で鉄棒、トランポリン、マット運動が出来るよう設備を整えるなどをしています。
身体能力は後々の学習能力にも影響するというデータが明らかになっていますので、とても大事な時期だと思います。
 
では子供整体はこのゴールデンエイジにどう関係するのか?
 
答えは「ゆがみ」です
 
100年以上に及ぶカイロプラクティック研究の成果により、20歳までに「ゆがみ」の原因を作る確率が80%程度とされています。言い換えると、「ゆがみ」は20歳までにほぼ起こっていると言えます。
 
幼少期から小学校高学年時期の怪我が原因でゆがみが出来ることは、すでにカイロプラクティック研究で証明されています。怪我が原因でゆがみが起こると言うと、大きな怪我を想像されるかもしません。
 
ですが、実際は、しりもちをついて後ろに倒れて頭を打った、友達とけんかして強く押された、転んで頭を打った、サッカーや野球で接触した、ブレイクダンスをしている、などちょっとした事故が原因になります。
 
ゆがみが出来た背骨はその後正しく成長するのでしょうか?
盆栽ではわざと木を曲げて成長させる手法があります。
 
「曲がった若木は曲がって育ちます」
 
子供時代のゆがみは20歳前後で成長が終わるまで、曲がって成長していきます。小さなゆがみがやがて大きなゆがみになり、後の健康面に悪影響を及ぼす危険性があります。
 
 

スキャモンの発達発育曲線

 
 
 
 
 
スキャモンの発育発達曲線を参照すると、運動神経を司る神経系は、生まれてから12歳頃までに、急激に成長していることがわかります。この時期は、動きを頭で理解させ体に伝えるのではなく、見たまま感じたままのイメージに従って体全体で技術を吸収していく特別な時期です。
 
このような大切な時期にも関わらず、体調を訴えるお子様は少なくありません。子供も大人と同様に不調は存在します。現状、不調を訴えているということは、それ以前に何かしらの問題があったということです。
 
 

ゆがみと神経の働き

 
 
ゆがみによって子供の体に何が起こるのでしょうか?
一番大事なことは「神経の働き」です。この神経の働きが低下することが一番の問題になります。
 
お子様のお体で悩んでいる事はありませんか?よく風邪を引く、よく病院へ行く事が多いなどといった事はありませんか?または落ち着きがない、集中力が続かない、発達が不安、走り方や運動がぎこちなく疲れやすい、姿勢が悪いなどなど・・・。
 
怪我や悪い姿勢などが原因となって、神経の流れが阻害されると、さまざまな体調不良が引き起こされます。また、脳の発達障害が出る(問題行動が多くなる)、情緒不安定になる、学習能力が低下するなど、健康面以外の悪影響も引き起こす可能性があります。神経組織が成長している最中だからこそ、正しい発達がなされているかを定期的にチェックすることが大切です。
 
子供整体では、神経の働きが改善されることで、子供の成長に必要不可欠な運動や感覚の刺激がより効果的に伝わり、脳の発達に大きな影響を与えます。
 
 

こどもの定期メンテナンス

 
 
 
 
当院ではゴールデンエイジの子供には、半年に1度の定期通院を推奨しています。痛みや症状がなくても、運動や日常生活でゆがみの元を作っている可能性はあります。ゆがみが成長と共に大きくならないよう、予防することが大事です。
 
また神経の働きが低下していた場合は、当院の安全で優しい治療で、正常な神経の働きを取り戻し、健全な成長を促すことができます。
 
子供整体や子供の体のことなど、何かありましたら当院へお問い合わせください。